2022.04.15

iPad8 液晶/画面修理

新潟県村上市からのご依頼です。

iPad8の液晶漏れ、画面割れ修理です。

持ち込まれた時の状態

落とした衝撃で画面にヒビが入ってしまい液晶も割れて液晶が漏れてしまってます。
黒くなっている部分が液晶漏れしている状態です。

iPadはWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルがあります。
今回のiPad8はWi-Fiモデルなのでホームボタンの両サイド(内側なので見えません…)にあるWi-Fiアンテナがありますので、そこに注意して作業します。

作業手順

ガラス画面と本体がくっついている接着テープを剥がしやすくする為に十分に温めながらゆっくりとピックで開けていきます。当店では、吸盤でガラス画面を持ち上げるようにしています。
※ ガラス画面に強い負荷をかけるとパネルが割れてしまい作業効率が落ちてしまうので注意しながら作業します

作業手順2

接着テープが剥がれたらガラス画面が取れる状態になりますが、ガラス画面にはタッチセンサーケーブルやホームボタンケーブルがくっついているので開ける時は注意が必要です。
iPad8は右下にケーブルがあるので(ホームボタンを下にして)右にパネルを開けます。

作業手順3

ガラス画面のタッチセンサーケーブルは液晶の下をくぐっていますので、ガラス画面を外す前に先に液晶を外します。
液晶は4つの角にネジで固定されていますのでネジを外します。

作業手順4

液晶のケーブルとロジックボード(基盤)が繋がっていますので液晶のケーブルを外します。液晶のケーブルは外れないようにパネルで固定されています。パネルを外してからケーブルを外します。
その際、ケーブルを傷つけないように引っ張らずに必ず撓ませながらケーブルを外して液晶を外します。

作業手順5

その後、ガラス画面のタッチセンサーケーブルを外して写真のようにピックで接着テープを取っていきます。

ここでようやく液晶とガラス画面が外れました。

作業手順6

本体側に付いている接着テープを除去します。この下処理が大事で、ここをきれいにしておかないと新しいガラス画面が綺麗に取り付けることができません。
ヘラやマイナスドライバーなどで接着テープを取っていきます
※取っている際に基盤やバッテリーに当たらないように注意をします

作業手順7

iPad(5世代)以降は指紋認証機能が付いています。指紋認証はiPad本体と対になっていますなので新しく取り付けるガラス画面にホームボタンを移植します。

作業手順8

新しく取り付けるガラス画面に接着テープを付けてからタッチセンサーケーブル・ホームボタンケーブル→液晶ケーブルと順番に付けていき、最後に固パネルをつけてコネクターが外れないように固定します。

閉めてしまう前にこの段階で動作確認をしっかりと行います。

作業手順9

動作確認が終わったらガラス画面を閉じます。
閉める際も各ケーブルを挟まないように注意して閉じて修理作業が完了です。

修理完了

作業時間と修理料金について

iPadの作業時間は、作業内容によって変わりますが大体1時間程度で終了いたします。
夕方6時までのお預かりで当日納品が可能です。
※在庫状況や修理内容によっては当日納品できない場合もあります

iPad 8  画面修理・液晶修理
同時修理&平日割引適応 2割引き
¥ 25,100(税込)

作業時間  1時間10分程


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